このガイドでは、ターミナルで動くAIエージェント Claude Code を自分のパソコンに導入する手順を、初めての方向けに順を追って説明します。Claude Codeが何かについてはClaude Codeのツール解説を参照してください。
導入は ①前提を確認 → ②インストール → ③起動・ログイン → ④動作確認 の4ステップです。標準的な npm を使う方法で進めます。
ステップ1:前提を確認する
- 対応OS:macOS / Windows / Linux
- Node.js 18以上(npmで入れる場合)。インストール済みか確認するには、ターミナルで次を実行します。
node --version
バージョン番号(例 v20.x)が表示されればOKです。表示されない・古い場合は、Node.js 公式サイト から最新版(LTS)をインストールしてください。
- Claudeアカウント:Pro / Max などのサブスクリプション、または Anthropic Console の API キー(従量課金)のどちらかが必要です。
ステップ2:インストールする
ターミナルを開き、次のコマンドを実行します。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
Windows をお使いの場合は、ターミナル(PowerShell)または WSL 上で実行します。コマンド操作が苦手な場合は、デスクトップアプリや VS Code / JetBrains の拡張機能から導入する方法もあり、そちらの方が手軽です。
ステップ3:起動してログインする
作業したいフォルダに移動し、次のコマンドで起動します。
claude
初回はブラウザが開いてサインイン画面が表示されます。Claudeアカウント(Pro / Max 等)でログインするか、案内に従って API キーを入力すると、利用できる状態になります。
ステップ4:動作確認
起動した状態で、日本語でそのまま指示を打ってみます。
このフォルダにあるファイルの一覧を、種類ごとに整理して教えて
一覧が返ってくれば導入は成功です。ファイルを変更する操作のときは、Claude Code が実行前に内容を提示して承認を求めます。中身を確認してから許可してください。
つまずきやすいポイント
| 症状 | 対処 |
|---|---|
node コマンドが見つからない | Node.js が未インストール。公式サイトからLTS版を入れる |
claude が見つからない | インストール後にターミナルを開き直す。npm install -g が成功しているか確認 |
| 権限エラーが出る | 管理者権限のターミナル、または Node のバージョン管理ツール(nvm 等)を利用 |
| ログイン画面が開かない | 表示されたURLを手動でブラウザに貼り付ける |
安全に使うための注意
Claude Code は実ファイルを操作できる強力なツールです。医療に関わる環境では特に次を守ってください。
- 患者を特定できる情報・診療データを扱わせない。匿名化されていないファイルがあるフォルダでは起動しない。
- ファイル変更・削除は承認前に必ず内容を確認する。重要ファイルを巻き込まないよう、対象フォルダを限定する。
- 業務利用は Team / Enterprise を推奨(入力データを学習させない設定)。所属施設のセキュリティ方針も確認する。
詳しくは医師のためのAI個人情報・セキュリティガイドを参照してください。
まとめ
Claude Code の導入は ①Node.js を確認 → ②npm install → ③claude で起動・ログイン → ④動作確認、の4ステップです。コマンドに不慣れなら拡張機能版から始めるのも手です。患者データを扱わせない・変更前に必ず承認する、という運用さえ守れば、事務作業やデータ整理を着実に軽くしてくれます。