下訳・校正はAI、専門用語の最終判断は医師
医学英語でAIが効くのは、下訳・英文校正・トーン調整です。スピードは大きく上がりますが、専門用語・固有名詞・数値の正確さは医師が最終確認します。
| 用途 | AIの役割 |
|---|---|
| 和文→英文の下訳 | 素早い初稿 |
| 英文の校正・推敲 | 文法・自然さ・簡潔さの改善 |
| トーン調整 | 投稿規定/相手に合わせた丁寧さ |
使いどころ別の手順
1. 論文・抄録の英訳と校正
和文の要点を渡して下訳→「学術英語として自然で簡潔に」と校正。専門用語は定訳を自分で確認し、投稿規定(語数・表現)にも合わせます。長文ならClaudeが扱いやすい。
2. 症例報告
症例は必ず匿名化してから扱います(患者を特定できる情報は入力しない)。英語表現の自然さをAIで整え、医学的内容は自分で検証します。
3. 海外とのメール・問い合わせ
国際学会や共同研究のメールを、丁寧で簡潔な英語に。定型のやり取りはAIで素早く下書きできます。
安全に使うための3原則
- 患者を特定できる情報を入力しない(症例は匿名化)。共同研究の守秘にも注意。
- 専門用語・数値・固有名詞は医師が最終確認する。誤訳は意味を変える。
- 内容と投稿の最終責任は医師に帰属する。投稿先のAI利用方針も確認。
詳しくはAI個人情報・セキュリティガイド。
よくある失敗と回避策
| 失敗 | 回避策 |
|---|---|
| 専門用語が定訳とズレた | 用語は辞書・既存論文で確認 |
| 直訳で不自然・冗長 | 「簡潔で自然な学術英語に」と再指示 |
| 症例情報が具体的すぎた | 年代・性別など最小限に匿名化 |
まとめ
医学英語は「下訳・校正はAI、専門用語と数値の最終確認は医師」の分担で、英語業務の時間を大きく削れます。匿名化と用語確認を徹底すれば、論文・症例報告・海外連絡が一気に楽になります。