AI医局

Claude

Claudeでできること

Claudeとは

Claude は Anthropic 社が提供する生成AIです。2026年現在、最新の Claude Opus 4.7 / Sonnet 4.6 / Haiku 4.5 が利用可能。100万トークンの長文コンテキスト(書籍数冊分相当)を扱える点が大きな特徴です。

ChatGPT との使い分け

用途おすすめ
短い対話・即応答ChatGPT / Claude どちらも可
長文ドキュメント分析(論文10本同時)Claude が優位
詳細な指示への忠実な追従Claude が優位
画像生成ChatGPT
音声会話ChatGPT
コード生成どちらも強い、好み

医師が使う主な場面

1. 論文・ガイドラインの長文分析

100万トークンの文脈処理で、PDF論文を10本以上同時に渡して横断的に分析できる。

2. システマティックレビューの下準備

複数論文の要点を統一フォーマットで抽出。

3. 鑑別の思考整理サポート

一般化・匿名化した症候をもとに、鑑別の網羅性チェックや推論プロセスの整理を補助する用途。患者を特定できる情報は入力せず、AIは診断しない・最終判断は医師が原則です(→ 鑑別診断のたたき台)。

4. 教育コンテンツの作成

研修医向け教材、患者向け説明資料の下書きに。

Claude Code(ターミナルで動くAIエージェント)

チャット版のClaudeとは別に、Claude Code というパソコン上で動くAIエージェントもあります。チャットが「質問に答える」のに対し、Claude Code は許可を得たうえでファイル操作やコマンド実行までこなすのが特徴です。ターミナル(黒い画面)で動くため上級者向けですが、医師にも便利な使い方があります。

たとえば「パソコンのストレージがいっぱい」というとき、ディスク全体を分析して容量を食っている犯人を一覧化し、1件ずつ確認しながら不要ファイルを削除してPCを軽くできます。他にも大量ファイルの整理・リネーム、表計算データの変換などの定型作業を任せられます。

実行前に必ず承認を求める設計なので、患者データなど重要ファイルを誤って消さないよう、内容を確認してから承認する運用が前提です。

→ 導入手順はこちら:Claude Codeのセットアップ方法(医師のための導入ガイド) → 活用例はこちら:パソコンの空き容量を一気に増やす方法(AIで不要ファイルを見つけて削除)

プラン

プラン月額主な特徴
Free$0Claude Sonnet 利用可、回数制限
Pro$20Opus 4.7、長文処理
Team$25/人業務利用、データ学習なし
Enterprise要問合SAML SSO、コンプライアンス対応

注意点

まとめ

Claudeは特に長文処理と精密な指示追従で強みを発揮します。論文を扱う研究医・教育担当医にとってはChatGPTよりも適している場面が多くあります。